Ubuntuのタイムゾーンを日本に合わせる

AWSのバージニア北部等、外国の環境でUbuntu Serverを建てると時刻設定が日本時間になっていない場合があります。そういった場合に日本時間に合わせる手順のメモです。

タイムゾーンを確認する

まずは環境のタイムゾーンを確認します。timedatectlコマンドで確認できます。

ubuntu@ip-10-0-0-228:~$ timedatectl
               Local time: Tue 2024-12-31 06:50:02 UTC
           Universal time: Tue 2024-12-31 06:50:02 UTC
                 RTC time: Tue 2024-12-31 06:50:02
                Time zone: Etc/UTC (UTC, +0000)
System clock synchronized: yes
              NTP service: active
          RTC in local TZ: no

この出力から、インスタンスのタイムゾーンがEtc/UTCに設定されていることが分かります。

この設定をAsia/Tokyoに変更することによって、インスタンスの時刻を合わせることができます。

タイムゾーンを変更する

タイムゾーンの変更は下記のコマンドで実行できます。

sudo timedatectl set-timezone Asia/Tokyo

実行しても特に何も出力されませんが、timedatectlコマンドで結果を再確認することができます。

ubuntu@ip-10-0-0-228:~$ timedatectl
               Local time: Tue 2024-12-31 15:56:09 JST
           Universal time: Tue 2024-12-31 06:56:09 UTC
                 RTC time: Tue 2024-12-31 06:56:09
                Time zone: Asia/Tokyo (JST, +0900)
System clock synchronized: yes
              NTP service: active
          RTC in local TZ: no

Time zoneがAsia/Tokyoに変わり、Local timeも日本時間に変更されていることが確認できます。

今回は以上になります。